Brasil_okakaのブログ

メンタルとEQとブラジルとWell-beingと…

思い込みの力_負の連鎖を断ち切る!

前回、自責と他責の話をしたのですが、そーゆう思い込みって自分が知らない間に意図せず下している判断だから、なかなか開放されるのが難しくて。。。でも、何でもかんでも”私が悪いんだから。。。”、”私のせいで。。。”、”私がしっかりしなきゃ”と考えて暮らすのは疲れるし、つらいですよね。

思い込みって脳のクセで、自分の脳が自分を守るために(リスクを最小化するために)、今までの経験や知っている範囲から最善と思う判断を下しているのだけど、それが本当に自分を幸せにするか、この文脈や今の社会に即しているかというと必ずしもそうじゃない。脳のミラーニューロン(自分の体験・真実でなくとも、見たり聞いたりしただけで感情が想起される)の機能で、暗いことばかり考えていたら、白黒ついていない事実も全部黒に見てしまうのだと思います。

その自分の脳のクセに気づいてあげて、理性を働かせて、脳の被害妄想を止めて、自分をラクにしてあげるって、とても大事なことだと思っています。

 

私も何回も、何十回も、何年もかけて少しづつ少しづつ「あ、そーゆう風に考えるのもアリなのね」、「まぁそーゆう考えでも良いっか!」と思えるようになりました。(事実はどうであれ、自分が一番楽に生きられるように解釈したもの勝ちなのです!)今回はその具体例をお伝えしてみたいと思います。

 

例)上司に、あるタスクの進捗を聞かれたら、あなたはどう思いますか?

自責な頃の私=「わ!!(やっぱり)仕事が遅いと思われてる、やばい」「しっかりやってるの?!と疑われてる」「能力がないと呆れられてる」

他の解釈=「単純に、困りごとがないか心配して様子をうかがってくれたのかもしれない」「せっかちな人なのかも?」「事情が変わってもっと早く完成させてほしいのかもしれない」

 

自責な思い込みに凝り固まっている頃は、他責思考を「めちゃくちゃに人のせいにしてるだけ」、「そんな訳ないじゃん、何言ってるの?!」ってなかなか受け入れられないし、ましてや一人で考えていると他責思考もそもそも思いつかないのですが…💦何か苦しいことがあったら、ゲーム感覚で、「よしこの状況を無理やり人・環境のせいにしてみたらどうなるだろう?」ってアイディアを出してみるのも、負の連鎖を断ち切る大きな一歩になると思います。

五里霧中の八ヶ岳…どの道を選ぶかはあなた次第。

 

 

自責と他責(私のせいで…私がダメだから…のループで苦しい時)

自責と他責という言葉を聞いたことありますか?(私の理解で)簡単に言うと、

自責=問題や困りごとがあったときに、その責任が自分にあると思うこと。

他責=責任は他の人(組織・体制)にあると思うこと。

 

躁うつで不安定だったころの自分は何かと”自分のせい”にして、(建設的な対策や解決策を考える前に)その申し訳なさからすぐに”ごめんなさい”、”すいません”を連発して、”あー、やっぱり自分ってダメだ、ほら周りもみんなあきれてる、使えないって思ってる”、”やばい、やばい”って焦って。。。本来の問題解決に割くエネルギーさえ自分ですり減らしていた気がします。今思い出しても辛かったな。(主に仕事で)人に話しかけられるときはいつも、「あれ、なんか失敗しちゃったかな?!」「ミスありました?!」って最初からビクビクしてた。。。

 

いま少し冷静に周りを見られるようになって一番思うことは、【誰のせいとか、どっちでも、どーでも良い】ってこと。一番大事なのはそこじゃなくて、自分も周りもなるべく心穏やかに、困りごとを解決するのが一番大事ってこと。

例えばUberビーフ100%ハンバーガーを注文したのに、チキンフィレが来たら、自責=あれ、”私”何か注文間違えたかな?って思うのが【当たり前】だと思ってたのですが、意外と世の中には【おいおい、お店の人(か、デリバリーする人)間違ってるよ!】と(心から、何の疑いもなく)人のせいに出来る人も多いのです。。。!!最初はそーゆう人を見て、なんて傍若無人、強気で自分を過信してる人なんだ!!信じられないって思いましたが…💦

で、どっちがいいとか悪いという話ではないのですが、自責志向から一歩引いて、本来の問題解決に取り組むときにぜひ注目したいのが、

【他の人が、同じミスをしたら、あなたはその人を責めますか?】と考えてみること。人間だし、ミスは当たり前。何か焦っていたり集中できない要因が他にあったのかな?そもそも仕組みとしてミスを誘発しやすかったり、複雑になっていたのかな?と少しでも思えたら、それを自分に当てはめてあげてください。自分が悪いんじゃない、誰が悪いとか一旦置いておいて、やりにくい仕組みを変えよう、プロセスをシンプルに整えよう。

結局、事実はそれぞれの人の心の中にしかないのだから、なるべく自分に優しい事実解釈をして、自分をいたわってあげたいと思うのです。。。

箱根_紅葉の季節、足元にも嬉しい発見が

 

 

自分に自信が持てないとき。自信の作り方②

前回、自信が持てないときに、無理に前向きな言葉を言っても余計苦しくなる、というお話をしました。つらいとき、その気持ちが自分に伝えようとしているメッセージを感じてみようとも。。。

でも、本当に暗闇の最中にいるとき、「そんな悠長なこと言ってられん!」「今このつらいのをどうにかしたいんじゃ!」ってなりますよね。。。

万人に、いつでも聞く言葉や自信のつけ方はないと思いつつも、私が救われた言葉、少し自信につながった行動をシェアさせていただきます

  • 【あなたは今まで十分頑張ったんだから、いまくらい少しゆっくりしてもいいんだよ】(躁うつを発症し会社を休んでいたころ、自分は”頑張っていない”と責めていた自分に対し、友人から)
  • 【頑張ることと、無理することは違うんだから、無理な時は休めばいい】(他の人も同じ状況でつらいのに、頑張ってて、自分だけ休むなんてズルいよね、と思っていた時、友人から)
  • 【1日、1つでもいいから”自分偉い”、”よくやった”と思えることをして、メモする】(歯磨きしたとか、気持ちを変えるために深呼吸したとか、着替えしたとか、コンビニまで行って少し栄養あるもの食べたとか、本当に本当に小さな小さなことからで十分!引きこもっていて体調最悪だったときは、風呂に入らない、歯磨きしない、プリンとかやわらかい甘いものばかり食べる、などが当たり前だったし…)

おしまいに…

いま、この辛さ、躁うつ、双極性二型、メンタル不調で苦しむことがあなたに伝えたいメッセージとは?って少し思いをはせた方はいらっしゃいますか?答えは人それぞれだけど、今のわたしはこんな風に解釈しています。

「心がつらいと言ってるときに、頭(理性)で無理して頑張らなくていいんだよ、少し休もう」

頭でっかちで心と体のバランスを崩していた自分に、こころがブレーキをかけてくれたんだと思います。「でも、みんなはもっと頑張ってるんだし、みんなも大変なんだし、自分だけ休むわけにはいかないでしょ??何言ってんの??」って聞こえそうですね。。。

”がんばる”の呪縛についてもいつか書いてみたいと思います!

ブラジル、バイーア州 小さな教会とビーチ

 

自分に自信が持てないとき。自信の作り方

本当に自分が嫌で嫌で、周りの人はすべてキラキラ自信と成功に満ちている気がして、「あー、もっと自分に自信が欲しい」って思うことありませんか?

それで、検索とかすると”とにかくポジティブな言葉を毎日言い続けよう”とか、”まずはあなたが自分を愛そう”とか、出てくるので、言ってみる。

でも、本当につらかった時の私は、”大丈夫、きっとうまくいく”とか、”私には価値がある”って苦し紛れにどうにか言葉に出してみても、言うほどにもっと不安が大きくなって、暗闇に吸い込まれそうな気がしました。「自分を愛すなんて言っても、私はこんな自分が大嫌いなんだし、そんなヤツに愛されても、認められても、ちっとも嬉しくない!!」とも感じていました。

最近脳科学を学んでいるのですが、【脳は主語を理解しない】という大原則があるので、たとえ他の人に向けられた言葉でも、とにかくポジティブワードを聞いているだけで前向きになれるっていうのは間違ってはいないはず。

ただ、やっぱり一人ひとりそれを受け入れられる”タイミング”が違うんだと思うのです。今の私はポジティブワードで素直に元気になれて喜べるけど、そんな言葉聞くのもつらいとか、やってられないって時期も確かにある。

そんな時は、結局どうしたらよいのだろう。。。というのは、次回お伝えしたいと思います。(前置き長くなっちゃってごめんなさい!)

一つ言えるのは、悲しいことに、「唱えた途端にあら不思議、一気にハッピーになって、自信が持てたわ!」なんて魔法の言葉はないってこと。

今の気分を味わう。この気持ちにも何か意味がある、この気持ちが私に伝えたいメッセージは何だろうって考えてみる、ことも意味があるのではないかと思います。

ブラジル、バイーア州 ビーチへと続く道

 

初めに。。。(2022年4月 所信表明)

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ブラジル、リオデジャネイロの街並み(コルコバードの丘から)



このページを訪れてくださった皆さま、ありがとうございます!まず初めに、私がこのブログを書く理由と、簡単な自己紹介をさせてください。

このブログを書く理由、それは自分と同じように躁うつやメンタル不調で苦しむ(苦しんだ)人たちが、少しでも自分を受け入れて・そのままの自分で、楽しく・心地よく生きられるようになって欲しいから(偉そうなことは言えず、自分も含めて、これからも心地よく生きていきたいのです)。

20代前半の人生でもっとも華やであるはずの時期から、かれこれ10年近く躁うつ(双極性二型)と付き合ってきて、いま、30代後半にしてやっと、落ち着きと、受容と、安らぎを得始めた気がしています。

ここに至るまでのたくさんの試行錯誤と(北は北海道から南は沖縄へと放浪したり、滝に打たれてみたり。。。本当に色々試したなぁ。。。)、学び、気付きを、今暗い気持ちのただなかにいる方と共有することで、少しでも誰かのヒントになったらいいなぁ。。。そんな願いを込めて書きます。

答えは常に自分の中にある。あくまでもこれは私のストーリーで、今のあなたには参考にもならないかもしれません。。。でもきっと、いつか、誰かと何かのタイミングがピッタリ合うときもあって、「そっか!」、「そうそう!そうだよね!」って響く記事が書けたら嬉しいなと思います。

 

長くなりましたが。。。次はサクッと自己紹介を。。。!

Brasil_okaka

自然、ブラジル、食べること、子どもと遊ぶことが好き

(2022年現在)2歳児の母、会社員&ブログ初心者

20代前半(新卒3年目)に躁うつ(双極性二型)を発症

半引きこもり(2年くらい)

障害者雇用枠での臨時雇用(4年)

→現在の会社で人事のお仕事(4年目。途中妊娠・出産休職あり)

この3年はメンタル系の通院・服薬も終えています

 

どうぞよろしくお願いします!(Muito prazer!!)